【ダンディIT社長②】減価償却の話 中古のベンツがなぜ人気なのか?
うっす!
onitakoです!
今日もダンディ社長と話をしてきたので、
内容をまとめます!
テーマは『減価償却』。
聞いたことだけあって、詳しく調べたことはなかったので、
良い勉強になりました。
ベンツに乗ってる人の秘密がわかるかもよ🤫
減価償却とは?
機械設備など購入代金の高いものを、購入した年にいっぺんに費用として、
計上するのではなく、分割して、1年ずつ費用に計上すること。
モノによって何年で償却するかは決まっている。
例えば、600万円の車を買ったら、
耐用年数が6年と決まっているので、
毎年100万ずつ経費として落としていける。
➡︎つまり、利益の圧縮が出来て、払う税金を減らすことが出来る(いわゆる節税)。
減価償却のメリット
先ほども触れましたがメリットとしては、
支払う税金を減らせる
①税金は利益にかかる
②利益を減らすためには損失を出したい(損金)
③車などを買えば損失を出せる
という流れです。
どんなものが減価償却されるのか?
【主な耐用年数】
・自動車…6年
・パソコン…4年
・テレビ…5年
・エアコン…6年
・冷蔵庫・洗濯機…6年
・カーテン…3年
・応接セット…5年
・理容、美容機器…5年
・時計…10年
・カメラ、撮影機器…5年
・ソフトウェア(複写して販売するための原本、または研究開発用のもの)…3年
・ソフトウェア(それ以外)…5年
減価償却出来ないもの
・土地(借地権など含む)
・絵画や壺などの骨董品(20万円以上のもの、絵画で号2万円以上のもの)
・敷金や保証金で返還されるもの
・ゴルフ会員権
・有価証券
・乳牛子牛など生育中の生き物で成熟前のもの(成牛となった後は減価償却)
・その他、時の経過により価値が減少しない資産
減価償却のルール
①10万円未満は減価償却しない
購入金額が、9万9,999円までの時は、減価償却しない
②10万〜20万円
・通常の減価償却
・一括償却(耐用年数に関係なく「3年間」で均等に減価償却するやり方)
③30万円以下
・少額減価償却資産の特例(青色申告の中小企業者で限度は300万円)
節税市場で中古ベンツが人気な理由
①減価償却が早い(これは自動車全体のメリット)
・4年落ちのベンツ = 耐用年数2年
・法人だと1年で経費(定率法)
・個人だと2年で経費(定額法)
②値崩れをしない
・ベンツは中々価値が下がらない
➡︎中古ベンツなら耐用年数が短い割に購入金額が高い。節税効果が大きい。
減価償却/長期間使用するものに関しては、その耐用年数に応じて少しずつ経費で落としていく。
10万円以下のものに関しては、無条件で全額損金
※損金/会社の損失のお金。税金の対策で使われる。
・赤字の時も役に立つ
➡︎値崩れしないし、年々上がっていくパターンもあるので、
企業が赤字の時も、売って黒字に出来る。
※赤字だと銀行からの融資を打ち切られてしまう可能性がある。
(ただ黒字の時に売ったら、利益が増えて税金を取られるということもあるので、注意が必要)
なるほど。
中古のベンツにこういう効果があるとは知りませんでした。
これから中古のベンツに乗っているという話が出たら
「節税ですか?」
と聞くようにしようと思います。
今回は、減価償却についてまとめてみました!
節税を気にするくらいの人になりたいですねー。
頑張ります!
それでは今日はこのへんで!
ばいちゃー!